果たして、もうスタバに行く必要はなくなってしまうのか?
今回はデロンギの全自動コーヒーメーカー「マグニフィカS」を購入し、約半年ほど使ってみたのでレビューしたいと思います。
全自動とはいえ、注意すべき点や細かい部分など多数ありますので、それらをご紹介したいと思います。
誰もが一度は憧れるデロンギ…ついに購入してしまいました。
マグニフィカSとは?
シンプルなダイヤル式操作。
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国内ベストセラーの
全自動の人気モデル。
イタリアの歴史あるメーカー「デロンギ」の中でもトップクラスで人気があり、リーズナブル且つ無駄のないモデルこそが「マグニフィカS」だと筆者は思っております。
オイルヒーターやコーヒーマシンで有名なデロンギですが、唯一無二のデザインを是非手にとって感じてみてください。
ヨドバシカメラ秋葉原店のデロンギコーナーの担当者の方はとても親切で試飲までさせてくれました。もし可能な方は実店舗で見て、触れてみるのも良いと思います。
とにかくデザインがおしゃれすぎる!
「マグニフィカS」でできること
①エスプレッソ(少なめ)
通常のエスプレッソです。量が少なく、小さめのマグカップでも満タンになりません。とても濃く、スッキリとした味わいで美味しいです。
- 濃くて少めのエスプレッソが飲みたい
②エスプレッソ(多め)
エスプレッソを抽出する上でお湯の量が増える形となります。小さめのマグカップが満タンになるくらいです。お湯の量が必然と増えるので程よい濃さとなりますが、豆の量はダイヤルで変更できます。
- 程よい濃さ・量のエスプレッソが飲みたい
③エスプレッソ・2杯分(少なめ)
エスプレッソを抽出する上で豆の量が増える形となります。お湯の量は少ないままなので①の量が倍になったと思ってください。コップを2つ置いて同時に淹れることができます。
- 二人分の濃くて少めのエスプレッソが飲みたい
④エスプレッソ・2杯分(多め)
エスプレッソを抽出する上で豆の量が増え、お湯の量も増える形となります。②の量が倍になったと思ってください。コップを2つ置いて同時に淹れることができます。
- 二人分の程よい濃さ・量のエスプレッソが飲みたい
⑤カフェジャポーネ
「マグニフィカS」はエスプレッソマシンなのでドリップコーヒーは作れないのですが、まるでドリップしたような風味豊かなコーヒーを淹れることができます。筆者は基本これを飲んでいます!
- ドリップで淹れたような風味豊かなコーヒーが飲みたい
⑥カフェラテ(カプチーノ)
「マグニフィカS」にはスチームを用いた「ミルク泡立て機能」がついていますので、ふんわりと泡のたったミルクを楽しむことができます。それをエスプレッソ抽出したコーヒーに投入すればカフェラテやカプチーノが簡単に美味しく楽しめます。
- ふんわりと泡のたったカフェラテやカプチーノが飲みたい
⑥ホットミルク
カフェラテやカプチーノが淹れられるくらいなのでホットミルクも簡単に飲めちゃいます。寝る前とかに良いですね。
- ふんわりと泡のたったミルクが飲みたい
⑥お湯
「マグニフィカS」ではお湯のみをだすこともできます。とはいえ、とても細い「シャー」って感じのお湯なので実用的ではないです。しかし、白湯を飲むくらいならできる気がします。カップラーメン等はキツイでしょう。
- ぱっとお湯を出したい
一台で色々なことができる!
使い方
「マグニフィカS」の使い方を説明します。
順序としてはこんな感じです。
まず電源をONにすると20秒ほど、準備時間があります。その際、ノズルの掃除のためお湯が排出されるのでまだコップは置かないでください。
お好みのコーヒー豆を豆ホッパーに入れます。
給水タンクに水を入れます。冷蔵庫についてる製氷機のような感じ。
ノズルの下にカップを置き、抽出口の高さを調節します。あまり遠いと跳ねて汚れるので注意。
豆の量(濃さ)を調節し、あとはボタンを押すだけ!
結論から言うと誇張抜きでめちゃくちゃ美味いです。
メリットとデメリット
自分が使ってみて感じたメリットとデメリットについてストレートに書いていきたいと思います。
メリット
まずメリットとしては楽すぎるということ。
自分は普段からハンドドリップでコーヒーを淹れたり、コンビニでコーヒーを買ったりなど常にコーヒーが身近にあるような日常を送っていますが、「マグニフィカS」を使ってコーヒーを淹れるのが一番手軽なのは間違い無いです。
あとはひたすら美味しいということです。
様々なモードがあり、気分に合ったコーヒーが淹れられるのでどなたでも気に入るものが1つはあると思います。
特に私が気に入っているのは濃いめのカフェジャポネーゼで作ったアイスコーヒーです。スッキリしているのに風味豊かで最高です!カフェラテもぶっちゃけスタバと遜色ないものが飲めます。
次にメンテナンスが楽すぎるということ。
「マグニフィカS」はコーヒーのカスをペレット状にして貯めておいてくれるのでいっぱいになったら捨てる。水受けに溜まった排水がいっぱいになったら捨てる。基本的なメンテナンスはこれでOKです。
デメリット
次にデメリットとしては動作音がうるさいということ。
結構本気でうるさいです。夜中など、誰かが寝ている横で使うのはムリだと思ってください。
日中に多めに淹れておき、夜に飲むなどの工夫が必要だと思います。
あとは基本的に一種類の豆を飲み続けるしかないということです。
「マグニフィカS」では基本的に豆ホッパーに豆を充填するような形になりますので、こまめに入れ替えるのはキツイです。
例えばハンドドリップならその日の気分で豆を変えることが容易ですが、「マグニフィカS」では1週間〜1ヶ月くらいのスパンで豆を変えるような形が現実的だと思います。毎回豆を変えるのは不可能ではないと思いますが、おすすめはできないです。
しっかりとデメリットもあるけど、それ以上にメリットがデカい!
口コミ
味を褒めている方が多い印象を受けました。
手軽さやデザインなど、個人的にいいこと尽くめだと思うので、是非お試しください!
コーヒー好きなら気に入ること間違いなし!
注意点
デロンギでは、「マグニフィカ」というモデルの商品がいくつもあるのでかなりややこしいです。
その辺りを一度整理すると
マグニフィカSの種類
- デロンギ マグニフィカS カプチーノ スマート 全自動コーヒーマシン
ECAM23260SBN
- デロンギ マグニフィカ イーヴォ 全自動コーヒーマシン
ECAM29081TB - デロンギ マグニフィカ イーヴォ 全自動コーヒーマシン
ECAM29064B - デロンギ マグニフィカS スペリオレ 全自動コーヒーマシン
ECAM23420SBN - デロンギ マグニフィカS スマート 全自動コーヒーマシン (直営店限定)
ECAM25023SB - デロンギ マグニフィカS 全自動コーヒーマシン ← 私が購入したのはこれ
ECAM23120BN/WN - デロンギ マグニフィカS 全自動コーヒーマシン (直営店限定)
ECAM22112B/W
いやいや、、ありすぎでしょ。
大きな違いとしては、ミルクが自動だったりメニューが増えたり液晶ディスプレイだったりボタンがタッチセンサー式だったり色々です。10万円以下で買えるのは最後の2つだけなので、こちらに絞って紹介させていただきます!
ほぼ同じやつが2つ存在する
マグニフィカSにはスタンダードモデルとエントリーモデルという、とても違いが分かりづらいモデルが存在します。
私が購入し、紹介させてもらっているのはスタンダードモデルの方なので間違えないでください!
両者の主な違いは以下になります。
モデル名 | スタンダードモデル | エントリーモデル |
型番 | ECAM23120BN/WN | ECAM22112B/W |
サイズ | 幅238×奥行430×高さ350 | 幅238×奥行430×高さ350 |
重さ | 9.0 kg | 9.5 kg |
価格 | ¥69,800 | ¥85,900 |
抽出ボタン数 | エスプレッソ4つ(少1杯&少2杯、多1杯&多2杯) カフェ・ジャポーネ 1つ(1杯) | エスプレッソ2つ(1杯&2杯) カフェ・ジャポーネ2つ(1杯&2杯) |
ミルクスチームノズルの調整 | 可 | 不可 |
- 抽出ボタンの数
- スチームノズル調整機能の有無
この2点が違います。
結論からいうと、自由度の高さや値段を考えるとスタンダードの方が圧倒的におすすめです。
前は2つとも変わらないくらいの値段だったのに今はエントリーの方が高いのか…スタンダードの方がシンプルに高機能なんだけどな。
おわりに
いかがだったでしょうか!
今回はデロンギの「マグニフィカS」を実際に半年ほど使ってみてレビューさせていただきました。
本当に心の底から買ってよかったと思っていて、実際にスタバやコンビニでコーヒーを買う機会が減ったので節約にも繋がっていると思います。1〜2年でコーヒーマシン代の元が取れるんじゃないですかね…?
もしこの記事を読んで興味を持ってくださった方がいたらとても嬉しいです。是非感想を聞かせてください!
今回はこれで終わりです。ありがとうございました。