TIMEMORE C2で挽きたてのコーヒーをドリップしているザキ(@coffee_life_tr)です。
今回は、TIMEMOREから発売されている人気の手動コーヒーミル「TIMEMORE C2」をレビューしていきます。
1万円以下の手動式コーヒーミルは、ぶっちゃけ安いだけで機能性はイマイチというイメージでした……。
そんな中TIMEMORE C2は、7千円台ながら高硬度のステンレス臼刃なので、早く・均一にコーヒー豆が挽ける高コスパのコーヒーミルです。
数万円の電動式コーヒーミルと比較しても、引けをとらないない機能性を備えています。

はじめて使った瞬間に「もっと早く買っておけば良かった」と後悔すら感じたアイテムです。
TIMEMORE C2は、コーヒー豆の均一性がよく高コスパのコーヒーミルですが、もちろんデメリットも存在します。
そんなわけで今回はTIMEMORE C2について、良い点はもちろん悪い点まで正直に紹介していきます!

TIMEMORE C2をざっくりとレビュー

まずはTIMEMORE C2の概要・スペックから使用感までを、画像を使いながらざっくりレビューしていきます。
概要・スペック
TIMEMORE C2は、人気急上昇中のコーヒーメーカー「TIMEMORE」から販売されている手動式のコーヒーミルです。
本体の他に、掃除用のハケ・説明書・持ち運び用の袋が同梱されています。

持ち運び用の袋は、中で本体とハンドルがぶつからないように仕切られています。


重さは約460gと、500mlペットボトルとほぼ同じ重さで、持っていてもそれほど苦になりません。

TIMEMORE C2のスペックで特筆すべきところは、刃がステンレス製であるというところ。
高硬度のステンレス臼刃なので、硬い浅煎りの豆でも約20秒でサクッと、かつ均一に挽くことができます。

TIMEMORE C2の詳細
サイズ (横幅×奥行き×高さ) | 52 mm × 52 mm × 147mm |
ハンドルの長さ | 159mm |
容量(目盛りあり) | 400ml (1〜2杯用) |
重さ | 430g |
ホッパー容量 (挽ける量) | 基本20g (浅煎り:最大22g~24g) |
カラー | 4色(ブラック、ホワイト、レッド、ブルー) |
刃の形状 | 臼式(ステンレス刃) |
価格 | 7,980円 |
外観・質感

TIMEMORE C2の外観は、無骨で重厚感があり、とにかくかっこいいという印象です。
正直、アンダー1万円のコーヒーミルとは思えないデザイン性の高さ。
シックな色合いで、表面のアルミ金属は凹凸になっているので握りやすくて、豆を挽くときに力を入れても滑りにくいです。


個人的にはかなり好みのデザイン
使用感
結論としては、かなり使いやすく、特にコーヒーの粒度の均一性は抜群です。
アンダー1万円のコーヒーミルとは思えない機能性の高さで、コスパはかなり良い商品という評価!
粒度調整のしやすさ
評価:
TIMEMORE C2の粒度調整は、手動式コーヒーミルでよくある「つまみハンドル」を回して、クリック数で調整するタイプ。
カチカチとしっかり音もして、「つまみハンドル」回す感覚も分かりやすく調整しやすいです。
他製品では、「つまみハンドル」の回す感覚が分かりにくいものもありますが、TIMEMORE C2はその心配はいりません。


粒度調整の幅も広く、36段階と細かく挽き目をかえることができます。
このミルひとつで、エスプレッソからドリップ、フレンチプレスまで幅広い淹れ方に対応可能です。
粒度調節は「つまみハンドル」をまわす仕組で、そのときの「カチッ」となる回数で調節します。
クリック数は、この「カチッ」となった回数のことを言います。
たとえば一番細かく削れる状態(右回転しなくなった状態)から、左に1回カチッとなると”1クリック”
挽きやすさ
評価:
TIMEMORE C2の挽きやすさは抜群です。
ステンレス製の刃で、とにかく挽くのがはやく、力もそれほどいりません。
浅煎りの硬いコーヒー豆でもストレスなく挽くことができます(約20秒で挽けます)。


手動式コーヒーミルの代表格「ポーレックス」と比較しても、力もいらず3倍近くはやく挽けます。
TIMEMORE C2 | ポーレックス | カリタ ドームミル | |
---|---|---|---|
挽きおわるまでの時間 | 22秒 | 61秒 | 70秒 |



奥さんも軽々とコーヒー豆を挽いてたよ
粒度の均一性
評価:
コーヒーの美味しさを左右するひとつが、挽いたコーヒー豆(粒度)が均一がどうかということ。
TIMEMORE C2の粒度の均一性は、かなり優秀と言えます。
数多くのプロが愛用する2万円弱の電動コーヒーミル「Wilfa Svart Nymalt」と比べても、遜色ない粒度の均一性です。




微粉の発生量も少なく、機能性の高さが伺えます。
手入れのしやすさ
評価:
TIMEMORE C2の手入れのしやすさは、まずまずという評価。
細かく分解して、付属のハケで粉を掃除する仕様です。


付属のハケはなかなか良くて、細い部分まで微粉をきれい掃除することができます。


ただステンレス刃ということで水洗いはできないので、どうしても完全に微粉を落としてきることはできず、またにおいも残りやすいのは残念なところ。


「TIMEMORE C2」のメリット5つ
ここからはTIME MORE C2のメリット(良いところ、長所)について紹介していきます。
1.粒度の均一性が高い
TIMEMORE C2の最大のメリットがこれ!
アンダー1万円とは思えないほどの粒度の均一性で、クリアなコーヒーをドリップできます。
この粒度の均一性は、プロ推奨の2万円弱の電動式コーヒーミルと遜色ないレベルです。







均一性は、手動式コーヒーミルの中でもトップクラス
2.手動なのにはやく挽ける
手動式コーヒーミルのデメリットが、挽く時間がかかって手が疲れること。
ですが、TIMEMORE C2はとにかく挽くのがはやい!
浅煎りの硬いコーヒー豆でも、22秒で挽けることができます。
TIMEMORE C2 | ポーレックス | カリタ ドームミル | |
---|---|---|---|
挽きおわるまでの時間 | 22秒 | 61秒 | 70秒 |



他製品と比べても圧倒的なはやさだよ
3.高級感のある外観


TIMEMORE C2は表面にダイヤモンドパターン加工がほどこされていて、高級感がありかっこいいの一言。
この高級感の見た目でありながら、アンダー1万円とは信じられないレベルです。



パッと見は数万円レベルの見た目だよね
4.持ち運びの袋が使いやすい
TIMEMORE C2には持ち運びの袋が付属しています。
本体とハンドルがぶつからないように仕切りもあって、擦れて傷つきにくく使いやすい仕様になっています。







キャンプやアウトドアにも持ち運びしやすいよ
5.値段が安い(7千円台)
ミルとしての性能もさることながら、高級な外観でありながら、7,980円(2022年7月)とかなりお手頃価格です。
アンダー1万円でこのミルが手に入るのは、かなりコスパが良いと言えます。
上をみればさらに機能性の高い製品はありますが、とりあえず価格を抑えつつ機能性も重視したい人には、ファーストチョイスになるコーヒーミルです。


「TIMEMORE C2」の2つのデメリット
TIMEMORE C2には、メリットだけではなく、もちろんデメリット(悪いところ、短所)もあります。
それぞれ解説していきます。
1.水洗いできない


TIMEMORE C2は、細かく分解して専属のハケで掃除することができます。
専属のハケはなかなか良くて、細かい部分まで残った粉を落とすことが可能。
ただステンレス刃ということで水洗いはできないので、どうしても完全に微粉を落としてきることはできず、またにおいも残りやすいのは残念なところ。
2.耐久性には不安が残る
僕自身はまだ感じていないけど、口コミをみていると少ないながら樹脂パーツ(ベアリングケース)の部分にひび割れがという意見がちらほら…。
耐久性を不安視する口コミの割合は少なかったものの、長期的にみると気にしておきたいポイント。


もし割れてしまった場合でもTIMEMORE公式ページから交換部品を購入することもできるので、そこまで心配しなくてもOK。
ただ、どうしてもその点が気になるなら、上位モデルの「TIMEMORE G1Plus」にしてくのがおすすめ。



価格を抑えてるために、樹脂にしてるんだね


「TIMEMORE C2」と他製品との比較
TIMEMORE C2と、他社の人気コーヒーミル(手動式)と比較していきます。
それぞれのコーヒーミルの特徴の違いをしっかりと確認してくださいね。
コーヒーミル | ![]() ![]() TIMEMORE C2 | ![]() ![]() ポーレックスコーヒーミル2 | ![]() ![]() HARIO コーヒーミル |
刃の形状 | 臼式 | 臼式 | 臼式 |
刃の素材 | ステンレス | セラミック | セラミック |
粒度の均一性 | 高い | まずまず高い | やや劣る |
挽く時間 | 22秒 | 61秒 | 66秒 |
水洗い | 不可 | 可能 | 可能 |
価格 | 7,980円 | 8,030円 | 2,000円 |
Amazonレビュー | ☆4.6 | ☆4.5 | ☆4.3 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
TIMEMORE C2は水洗いできないものの、機能性の高さは他社コーヒーミルを圧倒しています。
Amazonレビューも、☆4.6と3製品のなかで最も高く、多くの人から支持されています。


「TIMEMORE C2」の口コミ&評判


TIMEMORE C2の口コミ・評判を、Amazonカスタマーレビューで調べてみました。
良い口コミだけじゃなく、悪い口コミも紹介していくので、購入の参考にしてみてください。
良い口コミ
まずは良い口コミから紹介していきます。



20~30回転で豆挽きが完了し、恐ろしいほど綺麗な粒で挽けます。
1万円以下で、ここまで綺麗に豆挽きできるなら、文句なし。
アウトドアの外出先でも持ち出せるサイズ感、持った時の質感もよし。



安いものからでいいかと思っていたところ、見た目の格好良さ、レビューの高評価からC2が第一候補になり購入しました。
購入後1か月経ちますが、ほぼ毎日C2で挽いたコーヒー豆で美味しいコーヒーをいただいてます。



切れ味が良い。
これまでも使っていたミル(セラミック製)がゴリゴリで、これはシャリシャリといった感じ。
何分もかかっていた固い豆が、30秒くらいで挽けて、とても楽です。



文句なしです。
まず挽く時間が圧倒的に短く感じます。
コマンダンテと比べてしまうも若干劣るのは正直ですが、この価格なら全然いいじゃーーんって思います



性能は安定してると思います。
自動で引くのと違い美味しいものを頂く準備をしてる実感がありますね
引用:Amazon
以上が良い口コミの抜粋です。
良い口コミとしては、コーヒー豆の挽きやすさ、粒度の均一性を好感する意見が多くありました。



機能性の良さは誰もがみとめるところだね
悪い口コミ
続いて悪い口コミを紹介します。



使用1ヶ月弱でミル内部のプラスチックフレーム(ベアリング支持部分)がヒビ割れました。
残念ながらプラスチックフレームの強度不足の問題は対策されていないようです。



歯が大きいわけではないが小さい欠けが所々見られた
挽く際に受けの部分が振動で緩む
値段がお手頃で機能は十分果たしている
満足はするが心残り、、、



重くてデカくて持ち運びには不向き。
バイクで出る私はポーレックスのミニを買うのが正解でした。



豆を引く能力は良いのですが、引いたコーヒーの粉が静電気で容器に付いてしまいます。
ブラシで擦ってもミル本体にまで粉が付きます。



粉受けが小さいです。
また、速く挽けることの裏返しですが、静電気が凄いです。
引用:Amazon
以上が悪い口コミの抜粋です。
悪い口コミとしては、静電気で粉が容器にくっつくという意見が多くありました。



静電気は、よく挽けるということの裏がえしだよ


TIMEMORE C2は、こんな人におすすめ


TIMEMORE C2は、「値段は抑えたいけど、機能性・見た目も妥協したくないという」におすすめです。
特に粒度の均一性では、数万円のコーヒーミルに引けをとらないレベルです。
ただ少しサイズは大きめで重さもあるので、よりコンパクトさを求めるなら「ポーレックスコーヒーミル2ミニ」がおすすめ。
あと、上位モデルの「TIMEMORE G1Plus」だと、機能面・耐久性でかなり充実しているので、予算が許すならおすすめです。
TIMEMORE C2でよくある質問


TIMEMORE C2でよくある質問をまとめました。
TIMEMORE C2レビューまとめ


本記事では、「TIMEMORE C2レビュー!早く・均一に挽けるコスパ最強コーヒーミル【Amazonで7千円台】」について書きました。
機能性の高さだけでなく、外観・質感も高級感あふれる“かっこいい”仕上がりになっています。
TIMEMORE C2は、7千円台ながら早く・均一に挽けるコスパ最強のコーヒーミルです。
値段は抑えたいけど、機能性・見た目も妥協したくないという方は、検討にいれるべきアイテムと言えます。





使えばコスパの高さに驚くはず!
今回は以上です。
どうも、コーヒー大好きザキ(@coffee_life_tr)でした!