POURX OURAでドリップ練習をしているザキ(@coffee_life_tr)です。
今回は台湾のコーヒーメーカー「POURX」から発売されるコーヒースケール「POURX OURA」をレビューしていきます。
ハンドドリップ中は、湯量やお湯を注ぐスピード、さらに淹れおわる時間など気にすることがいっぱいで大変……。
そんな中ポアエックスオーラは、光と音の適切にガイドで美味しいコーヒーを淹れれる未来型のコーヒースケールです。
なので、隣でプロにタイミングや注ぐ湯量を教えてもらっている感覚でドリップができます。
くろさわ音と光で直感的にわかりやすい
ハンドドリップ初心者から、極めていきたい中・上級者にもおすすめのアイテムですが、もちろんデメリットも存在します。
そんなわけで今回はポアエックスオーラについて、良い点はもちろん悪い点まで正直にレビュー・紹介していきます！
POURX OURA(ポアエックスオーラ)をざっくりレビュー
まずはポアエックスオーラの概要・スペックから使用感までを、画像を使いながらざっくりレビューしていきます。
概要・スペック
ポアエックスオーラは、台湾発のコーヒースケールです。
本体の他に、USB充電ケーブル(Type-B)とクイックガイド(日本語説明書)が同梱されています。
くろさわQRコードからスマホで詳しい使い方がみれるよ
コーヒースケール＝四角というイメージがありましたが、ポアエックスオーラの丸みのある曲線的なデザインは画期的！
全体にツヤ感があり高級感が漂っていますが、サーバーやカップを置く部分は滑りにくくなっていて使いやすさもバッチリ。
くろさわかわいいデザインで、個人的にかなり好き！
サイズ感としては、HARIOドリップスケールと比較すると、大きさはやや小さく、厚みはほぼ同じです。
くろさわ持ち運びにも便利だよ
ポアエックスオーラの詳細
| サイズ | 15×15×2.1cm |
| 重さ | 375g |
| 最大計測重量 | 2,000gまで |
| カラー | ブラック |
| 最大使用時間 | 8時間(フル充電時) |
| 材質 | 金属、PCプラスチック、シリコン |
| 生産国 | 中国(開発・デザインは台湾) |
| アプリ対応 | iOS 10以上、Android 7.0以上 |
| 購入先 | 現在、Makuakeでのみ先行販売中 |
使い方
操作するボタンは2つだけのシンプルな設計です。このボタンを操作することで、電源のON/OFFや計量リセット、モードの切り替えができます。
ポアエックスオーラで使えるモードは以下の3つです。
- スケールモード：重さのをはかれる
- ハンドドリップモード：時間と重さがはかれる
- ライトガイドモード：3色の光と音でドリップをガイド
くろさわいちばんの特徴はライトガイドモードだよ
スケールモード
起動方法：右の四角ボタン (□) を押す
スケールモードでは、 “重さ” をはかることができます。料理なんかで通常のスケールとしても使えます。
右の四角ボタン (□) を押すと電源がONになり、また (□) を押すと重さを0にリセットできます。電源をOFFにするときは (□) を長押しすればOK。
くろさわ表示速度もはやく、計測のブレもなく正確だよ
通常はグラム単位の計量になっていますが、 (□) をダブルタップすると表示が「0.000」となりオンス単位での計量も可能。
ハンドドリップモード
起動方法：電源がONの状態で、(〇)と(□)を同時にタップ
ハンドドリップモードでは、一般的なコーヒースケールのように時間と重さを同時にはかれます。雫マークが表示されていれば、ハンドドリップモードへ切り替えができています。
サーバー・ドリッパーをスケールの上にセットして、 (□)を押して重さを0にリセットすれば準備完了。
あとは、ドリップをはじめればOK。お湯を注ぎはじめると自動でタイマーが起動するので、スタートボタンを押す必要がいりません。
くろさわスタートの押し忘れはちょくちょくあるので、これは嬉しい機能
抽出が完了すれば、(□)をタップしてタイマーをストップすればOKです。
ライトガイドモード
起動方法：電源がONの状態で、(〇)をタップ
ライトガイドモードに切り替わると、周りのライトが白く光ります。
ライトガイドモードには3つのレシピが設定されていて、(〇)と(□)を同時にタップして選べます。
- ＊＊＊：酸味
- ＊＊：バランス
- ＊：苦味
表示される(＊)の数でレシピを選べます。レシピが決まれば、(〇)を押して決定。
くろさわ気分によって味わいをかえられるね
ドリップの準備ができれば、 (□)を押して重さを0にします。あとはお湯を注げば自動でタイマーもスタートします。
ドリップ中は、「緑色でお湯を注ぎ、赤色で止める」を繰り返して抽出していきます。お湯を注ぐスピードが遅かったり、早すぎたりすると点滅して教えてくれます。
アプリと連携しておけば、注ぐタイミングが視覚的にもよりわかりやすくなります。
使ってみた感想
ポアエックスオーラを使ってみて感じたのは、とにかくハンドドリップが楽しくなるということ。
今までなんとなくのタイミング・スピードで抽出していたのが、音と光でガイドしてくれるのでブレが少なくなりました。
するとコーヒーの味も安定して美味しく淹れれるようになって、ドリップするのがめっちゃ楽しくなります。
またアプリと連携すれば「類似度」という、どれだけガイド通りにドリップできたかを示すパーセンテージが表示されます。
くろさわドリップを極めていくゲーム感覚があって、めっちゃ楽しい
ポアエックスオーラの良いところ3つ
ここからはポアエックスオーラのメリット(良いところ、長所)について紹介していきます。
1.初心者でも安定したドリップができる
ポアエックスオーラは、音と光でお湯を注ぐタイミング・スピードを教えてくれるので、味のブレが少なくなります。「お店みたいにコーヒーを淹れたい」という思いを、見事に再現してくれるコーヒースケールです。なので特にハンドドリップ初心者におすすめのアイテム。
2.アプリ連携でさらに使いやすい
ポアエックスオーラ単体でもすばらしいですが、専用アプリと連携することで、さらにドリップが快適になります。お湯を注ぐタイミング・スピードがより視覚的にわかるので、精度の高いドリップが可能になります。またドリップの精度を採点してくれるので、今のレベルが分かるのもアプリならではの機能。
3.レシピ追加など拡張性が高い
アプリからQRコードを読み取ると、新たなレシピを追加できます。まだレシピ数は少ないですが、有名なバリスタ、人気コーヒーショップのレシピが追加されるかもしれません。この拡張性の高さは、アプリ連携しているコーヒースケールならでは！
ポアエックスオーラの惜しいところ
ポアエックスオーラにはメリットだけではなく、もちろんデメリット（惜しいところ、短所）もあります。
それは値段が高いということです。
ポアエックスオーラは定価25,900円(Makuakeの早期割で16,580円)と、人気コーヒーメーカーと比較しても約2〜3倍とお高め。
ただポアエックスオーラの初心者でも安定してドリップができるというメリットは、価格以上の価値があるといえます。
下手にコーヒースクールに通って高いお金を払うよりは、ポアエックスオーラにしておけば自宅にいながらドリップ技術が高められますよ。
ポアエックスオーラはこんな人におすすめ
ポアエックスオーラは、「毎回ドリップするたびにコーヒーの味がかわる・ムラがでる人」におすすめです。
ある程度、自分の抽出方法が確立している人は、HARIOドリップスケールなど一般的なコーヒースケールで十分。
ですが、抽出時間やスピードがぶれぶれで、毎回コーヒーの味にムラができるなら、ポアエックスオーラはかなり役立つはず！
くろさわかなりドリップ技術がアップするよ！
ポアエックスオーラのよくある質問
ポアエックスオーラでよくある質問をまとめました。
POURX OURA(ポアエックスオーラ)レビューまとめ
この記事では、「POURX OURA(ポアエックスオーラ)レビュー！音と光でドリップする新感覚コーヒースケール【初心者にもおすすめ】」について書きました。
POURX OURA(ポアエックスオーラ)は、音と光のガイドに従って、安定したドリップが可能なコーヒースケールです。
スマホ連携することでレシピも追加できるなど、拡張性も高い未来型のアイテムになっています。
少し値段は張りますが、隣でプロが指導してくれる感覚で、味のブレなく淹れられるので、初心者にもおすすめです。
くろさわコーヒースケールの選択肢のひとつにいれるべき逸品だよ
今回は以上です。
どうも、コーヒー大好きザキ(@coffee_life_tr)でした！
