コーヒードリッパーって、たくさん種類があって迷うな…
初心者でも簡単に美味しくコーヒーがドリップできるものが知りたい。
おすすめを教えてください
今回は上記の悩みにお答えしていきますね。
- コーヒードリッパーを選ぶポイント
- おすすめコーヒードリッパー
- 各ドリッパーの特徴
気分にあわせてドリッパーを変えて、コーヒーを楽しんでいるザキ(@coffee_life_tr)です。
ハンドドリップでコーヒーの味に大きく影響する、コーヒー器具のひとつがコーヒードリッパー。
ですが、コーヒードリッパーは形や素材などさまざまな種類があって、一体どれがいいか分からないですよね。
ハンドドリップをはじめた頃の僕も同じ悩みを持っていました…。
素材・メーカー・形などたくさんあって、めちゃくちゃ混乱してました
そこでこの記事では、これまで数多くのコーヒードリッパーを使ってきた僕が、本当におすすめできるドリッパーを10個紹介していきますね。
コーヒードリッパーで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね!
とにかく早くおすすめNo.1を教えて!
という人は、「珈琲考具ステンレスドリッパー」を選ぶといいですよ。
初心者でもドリップしやすく、クリアな味わいのコーヒーが抽出できるコーヒードリッパーです。
もちろん筆者もキャンプでも愛用している逸品です。
初心者向け!コーヒードリッパーを選ぶポイント
まずはコーヒードリッパーを選ぶポイントをチェックしておきましょう。
主には下記2つのポイントをおさえておけばOK。
- ドリッパーの形状
- 素材と使い勝手
それぞれ詳しくはお伝えしていきますね。
1.ドリッパーの形状
ドリッパーの形は主に2つに分けられます。
- 台形型(もしくは扇型)
- 円錐型
それぞれ解説しますね。
台形型
台形型や扇型と呼ばれるドリッパーは、横から見ると台形のような形で、形状が下に行くにつれ一本の線のようになっています。
ドリップしたコーヒーが下に落ちるための穴が通常は複数あるのが特徴。
こちらは、コーヒーがゆっくりと下に落ちて行き、コーヒー豆全体がお湯に使っている時間が比較的長いため、初心者でも安定して抽出することができます。
ドリップのしやすさ、安定性で選ぶなら台形型がおすすめ!
円錐型
もう一つが円錐型と呼ばれるコーヒードリッパーで、こちらは穴が一つだけのものが主流。
こちらは、お湯の流れが真ん中に集中するようになっています。
そのため全体にお湯を満遍なくかけることができれば、お湯が綺麗に中央に向かって流れるのが特徴。
ドリップに少し技術が入りますが、上手く入れられればコーヒー豆が持つフレーバーを最大限引き出すことが可能です。
円錐型は淹れ方ひとつで、味が大きくかわりますよ!
② 素材と使い勝手
ドリッパーの素材は、主に下記の3つが主流。
- プラスチック
- 陶器
- 金属
素材は好みのものでOK!
初めてなら手頃な価格のプラスチック製のものからチャレンジしてみるのがおすすめ。
最近では木製のものなども出てきますよ!
それぞれの素材について、解説していきますね。
プラスチック製
プラスチック製は、なんと言っても割れる心配がないので使い勝手が抜群!
また軽いので、キャンプや旅行などに持って行くことも可能です。
ついつい落としてしまうことが多いので、割れないのは大きな魅力!
陶器製
陶器製のドリッパーは、割れるので扱いに少し注意が必要ですが、デザインも豊富でインテリアとしても魅力的。
ただし陶器は冬場とても冷えやすいので、抽出前にお湯を流して温めてあげる一手間が必要です。
おしゃれなデザインが多いので、ついつい集めちゃいます!
金属製
金属製のドリッパーは、陶器製と同じくスタイリッシュなデザインのものが多く、見た目で選ぶ楽しさも味わえます。
持ち運びも楽で耐久性もあるので、長く使いたい方や使用頻度が高い方にはおすすめ。
なんと言っても、素材の重厚感がカッコいい!
初心者向け!コーヒードリッパーおすすめ10選
前述のコーヒードリッパーを選ぶポイントを踏まえ、僕の「おすすめコーヒードリッパー」を紹介していきますね。
それぞれのドリッパーの特徴を紹介していきますね。
① バランスの良い飲み心地「HARIO MUGEN」
HARIOのMUGENは、コーヒー初心者向けに考案されたドリッパー。
その大きな特徴は、お湯を一回、まとめて注ぐだけでOKというところ。
ドリップの最初に必ず必要となってくる蒸らしや、何回にも分けてゆっくり注ぐ手間がなく、美味しいコーヒーを入れることができるという優れもの!
お湯がゆっくりと流れるような構造で、豆全体がお湯に浸かっている時間を伸ばしています。
お湯を均一に注ぐ技術がなくとも美味しいコーヒーを抽出できるようにしたのが、このMUGENというモデルになります。
初心者さんや、忙しい時間に手間をかけずにコーヒーを飲みたいという人にはとてもおすすめのドリッパー。
HARIO MUGENの評価
② 安定した美味しさを追求「HARIO ドリップアシスト」
こちらもMUGEN同様、特に初心者さんにオススメのアイテム。
ドリッパーの上に取り外し可能なアシストパーツが付いています。
アシストパーツには、大きさの異なる穴が二種類あり、豆を蒸らすための最初の注ぎとそのあとの工程をきちんと分けて注ぐことができます。
使い方は本体にフィルターと豆をセットして、その上にアシストパーツを置きます。
アシストパーツに直にお湯を注ぐと、アシストパーツからシャワー状にお湯が滴るため、自分でお湯の量や注ぐ場所を調節する必要がないのが最大の特徴。
適当に注いでも大丈夫ですし、やかんや電気ポットから直接お湯を注いでも美味しいコーヒーを抽出することができます。
ドリップアシストの評価
③ コクと深みが楽しめる「珈琲考具 ステンレスコーヒードリッパー」
こちらのドリッパーは見た目のスタイリッシュさもさることながら、ステンレス製で水のきれも早いので、お手入れの手軽さも魅力。
しっかりと傾斜のついた円錐形なので、中央にお湯が集まりやすく、注ぎやすいのが特徴。
すっきりとしたコーヒーが淹れられる初心者に特におすすめのドリッパー!
フィルターも円錐形・ウェーブ型どちらも使えるので使い勝手も抜群。
珈琲考具の評価
④ クリアな味わい「メリタ クリアフィルター」
メリタのクリアフィルターは、台形型のドリッパーの中でも特に初心者におすすめのアイテム。
最初に少量のお湯を注ぎ、コーヒーを蒸らした後は、必要な杯数分のお湯をメモリにしたがって一度に注ぐだけで抽出が終わります。
メリタの特徴とも言える一つ穴のドリッパーは、苦味と酸味がバランスよく抽出できるように設計されています。
すっきりとした味わいのコーヒーや浅煎りの豆などが好きな人にはおすすめ!
クリアフィルターの評価
⑤ さっぱりとした口当たり「HARIO V60」
HARIOのV60は円錐型のドリッパーの中ではかなり有名で、そのクオリティーは多くのプロが使うことからもお墨付き。
内側についているリブのおかげでお湯の流れもよく、雑味が少なく香り高いコーヒーを抽出することが可能です。
また、V60の中でもデザインや素材が色々とあるので、普段のライフスタイルに合わせて好みのものを選べるのも嬉しいポイント。
HARIO V60の評価
⑥ すっきりとした繊細な味わい「ORIGAMIドリッパー」
その名の通り、折り紙のような可愛らしいデザインが特徴なドリッパー。
真ん中に大きな穴が空いているため、お湯が落ちるスピードは比較的早いです。
満遍なく一定の速度で全体にお湯を注ぐ必要がありますが、すっきりとした出来上がりになるので、フルーティーな浅煎りの豆などが好きな方にはおすすめ!
カラーバリエーションが豊富なのも魅力のひとつです。
ORIGAMIの評価
⑦ 雑味のない豊かな味わい「カリタ 101-ロト」
台形のドリッパーの中では人気のシリーズ。
メリタと違って、こちらは3つ穴のドリッパーのため、お湯が落ちるスピードはメリタよりも少し早め。
カリタの台形ドリッパーの特徴は、雑味が出る前に美味しさだけをドリップできるような作りであることです。
お湯が落ちる速度に合わせて、何回かに分けてお湯を注がなくてはなりませんが、こちらも比較的使いやすく初心者でも扱いやすいです。
101-ロトの評価
⑧ 豊かな香りとコク「ブルーボトルコーヒー ドリッパー」
日本のスペシャリティーコーヒーを牽引する存在である、ブルーボトルコーヒーのオリジナルドリッパー。
マサチューセッツ工科大学との共同研究で作られたこのドリッパーは、内側のリブの形状のおかけでスムーズにお湯が流れて中心に集まってくるようになっています。
そのため、豆本来が持つ豊かな香りとコクを十分に引き出せるのがポイント。
シンプルなデザインかつ、日本の有田焼で作られているのでインテリアとしてもグッド!
ブルーボトル の評価
⑨ 柔らかな口当たりと豊かなコク「キントー(KINTO) SCS コーヒーカラフェセット」
KINTO SCSコーヒーカラフェセットは「ゆっくりとした時間」をテーマに作られており、その形の可愛さとスタイリッシュさはインテリアとしても最適。
ステンレスフィルターのため、紙フィルターは必要ありません。
ステンレスフィルターは、紙のフィルターに吸われてしまうコーヒーのオイルまで一緒に抽出することが可能。
そのため、全体としてまろやかで柔らかい質感のコーヒーに仕上がります。
コーヒーオイルが全てカップの中に入ってくるため、豊かな香りとコクをよりしっかりと味わうことができます。
KINTOの評価
⑩ 雑味のないまろやかさ「月兎印 セラフィルター」
月兎印のセラフィルターは、数ミクロンという細かい穴が無数にある多孔質セラミックで作られています。
フィルターは必要なく、ドリッパーに直にコーヒー豆をセットして、そのままドリップでOK。
多孔質セラミックが水のカルキ臭や不純物も取り除いてくれるため、全体的に雑味のないまろやかな優しい味のコーヒーに仕上がります。
使用後はそのままコーヒーを捨てて水洗いできるので、環境にも優しいアイテム。
月兎印の評価
当サイトおすすめのコーヒードリッパーはコレ!
初心者向けコーヒードリッパーとして、当サイトがおすすめするのが「珈琲考具ステンレスドリッパー」。
おすすめポイント
- ドリップしやすい
- クリアな味わいを抽出できる
- 耐久性、使い勝手が良い
上記3つの理由から、「珈琲考具ステンレスドリッパー」をプッシュします。
どのコーヒードリッパーにしようか迷ったら、この「珈琲考具ステンレスドリッパー」にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:初心者向けおすすめコーヒードリッパーで、ハンドドリップ を楽しもう!
この記事では、「【初心者向け】コーヒードリッパーおすすめ10選【簡単にドリップできるものを厳選】」について書きました。
コーヒードリッパーは、素材・形状・種類のバリエーションが豊富で、初心者は一体どれがいいか迷うもの。
そんな中、初心者向けに厳選したおすすめのコーヒードリッパーが以下の10個。
中でも、特に「珈琲考具ステンレスドリッパー」がドリップのしやすさや耐久性などトータルでみておすすめします。
どのコーヒードリッパーにしようか迷ったら、この「珈琲考具ステンレスドリッパー」にしてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
どうも、コーヒー大好きザキ(@coffee_life_tr)でした!