コーヒーグラインダーってたくさんあって悩むなぁ。
種類や値段もいろいろだし、どれが良いんだろう?
おすすめが知りたいな!
今回はこんな悩みにお答えしていきます。
- コーヒーグラインダーの種類
- コーヒーグラインダーを選ぶポイント
- おすすめコーヒーグラインダー
グラインダーで豆から挽いたコーヒーを楽しんでいるザキ(@coffee_life_tr)です。
美味しいコーヒーを飲むために必須のコーヒー器具のひとつが、コーヒーグラインダー です。
ですが、コーヒーグラインダーは日本だけじゃなく海外の製品も多く、たくさん種類があってどれが良いか分からないと迷っていませんか?
昔の僕も同じような悩みを持っていました…
値段もバラバラだし、どれが良いのかさっぱりでした
そこで本記事では、これまで数多くのコーヒーグラインダーを使ってきた経験をふまえ、初心者に本当におすすめできるドリッパーを10個紹介していきます。
どのコーヒーグラインダーにしようか迷っている人の参考になれば幸いです。
それでは早速みていきましょう!
コーヒーグラインダーを選ぶ4つのポイント
まずは、コーヒーグラインダーを選ぶポイントをチェックしておきましょう。
主に下記4つのポイントをおさえておけばOK。
- 電動or手動
- 刃の形状(プロペラ式、臼式、カット式)
- 容量、サイズ
- 粒度調整の範囲
それぞれ解説していきますね。
1.電動 or 手動
グラインダーを選ぶ際にまず決めなくてはいけないのは、電動式か手動式(手挽き)どちらにするか。
どちらのタイプが、生活スタイルやドリップの目的にあっているかで考えばOK!
電動タイプ
電動グラインダーの一番のメリットは、とにかく楽で手間がかからないということ。
毎日飲む場合や、一度に何杯もまとめてコーヒーを淹れたりする場合は、電動タイプがやはり便利です。
また浅煎りのコーヒーが好きな人は、浅煎りの豆は比較的硬いため、手動式だとミルの形状によっては豆を挽くのにかなり力がいることも…。
手動タイプ
手動グラインダーは、手間はかかりますがゆっくりと豆を挽いてコーヒーを入れる時間を楽しめることが最大のメリット。
また、手動のグラインダーの方が比較的コンパクトで持ち運び可能なものが多いため、キャンプや旅行などでも活躍します。
2. 刃の形状
グラインダーの刃の形状は主に、以下の3つに分けられす。
- プロペラ式
- 臼式
- カット式
それぞれ解説しますね。
プロペラ式
プロペラ式は、カッターの部分を回転させてコーヒー 豆を粉砕します。
家庭用のミキサーをイメージしてもらえれば分かりやすいですよ
プロペラ式は比較的安価なものが多く、手を出しやすい価格帯なので初心者向け。
その代わり、細かい挽き目の調整は難しく、挽き目の均一性は後述する2つのタイプに比べると劣ります。
臼式
臼式は、二つの刃でコーヒー豆をすりつぶして粉砕するイメージ。
細かい挽き目の調整が可能で、細挽きにも対応しています。
基本的に、手挽きのミルはこの臼式のものがほとんどですよ
カット式
カット式は、その名の通り、二つの円盤状の刃で豆をカットするように粉砕します。
豆を挽く際の均一性と細かい調整の精度はもっとも高いと言えます。
一方で、据え置き型の比較的大きなものが多いので、こだわりたい人にはおすすめ。
挽く精度を求めると、値段もサイズも大きくなります
プロペラ式は、扱いやすくお値段も手頃ですが、細挽きに弱く挽き目にムラが出やすいので、エスプレッソをメインに飲まれる方には臼式かカット式がおすすめです。
3. 容量・サイズ
グラインダーは持ち運びも可能なコンパクトなものから、据え置き型の大型のものまで様々。
小さいものだと20gから、大きいものだと一度に200g近くまでまとめて挽くことができるものもあります。
一回に入れる杯数に応じて、使いやすいものを選びましょう
4. 粒度調整の範囲
粒度調整、つまりコーヒーの挽き目の調整が可能な範囲とそのクオリティーはグラインダーによってかなり差があります。
ですが、ここはこだわるべきポイント!
プロペラ式のものはあくまで挽いている時間だけで調整しているので、細かい調整は難しいです。
また、物によっては3〜4段階くらいのものから、細かく何段階にも挽き目の調整ができるものまで様々。
ドリップスタイルや、自分がこだわりたい範囲で選ベばOK!
初心者向け!コーヒーグラインダーおすすめ10選
前述のコーヒーグラインダーを選ぶポイントを踏まえ、僕の「おすすめコーヒーグラインダー 」を紹介していきますね。
ここからは、手動式と電動式に分けてそれぞれ5つずつ紹介していきますね。
手動編
1.挽きやすさ重視「HARIOセラミックコーヒーミル・スケルトン」
刃の形状 | 臼式(セラミック) |
挽けるコーヒーの量 | 100g |
粒度調整 | 可能 |
セラミックコーヒーミル・スケルトンは、コーヒー器具やドリッパーで有名なHARIOから出ている、セラミック刃を用いた臼式のコーヒーミルです。
安定したフォルムで、しっかりとテーブルに置いて挽けるので、挽きやすさは抜群。
また容量が大きいので、一回に数杯まとめて入れる人にもおすすめです。
値段もお手頃で手が出しやすいのもポイント
セラミックコーヒーミルの評価
2.レトロなスタイルと安定のクオリティー「HARIOコーヒーミル スタンダード」
刃の形状 | 臼式(セラミック) |
挽けるコーヒーの量 | 10g |
粒度調整 | 可能 |
HARIOからもう一点おすすめを紹介。
コーヒーミル スタンダードも同じように臼式で、刃はセラミック製です。
コーヒーグラインダーとしてのクオリティーは同様に高いですが、よりコンパクトでレトロなスタイルがポイント。
ゴリゴリという音を聞きながら、コーヒーを入れる時間をゆっくりと楽しめます。
インテリアとしてもおすすめのアイテム。
挽くたびに香りを楽しめるのも魅力!
セラミックコーヒーミルの評価
3.高性能かつ持ち運び可能「ポーレックス コーヒーミル2」
刃の形状 | 臼式(セラミック) |
挽けるコーヒーの量 | 30g |
粒度調整 | 可能 |
ポーレックスコーヒーミル2は、本体がステンレスで出来ていてスタイリッシュなのはもちろん、頑丈な作りでキャンプや旅行など持ち運びにも最適なグラインダー 。
その性能はコーヒー関係者もお墨付きで、世界中に愛用者が多く人気のコーヒーグラインダーです。
少し前にモデルチェンジして、よりコンパクトに、そしてより細かい挽き目の調節ができるようになりました。
キャンプや登山で大活躍しますよ
ポーレックスコーヒーミル2の評価
4.コンパクトでスタイリッシュ「カリタ コーヒーミルKH-10N」
刃の形状 | 臼式(鋳鉄製) |
挽けるコーヒーの量 | 20g |
粒度調整 | 可能 |
コーヒーミルKH-10Nは、コーヒー器具で有名なカリタのグラインダーです。
本体の高さが17cmほどと、かなりコンパクトで使い勝手も抜群。
木目調の本体がとてもおしゃれなので、インテリアにも最適です。
臼式の刃は硬質鋳鉄製なので、切れ味が長持ちします。
グリップしやすい形状ですよ
コーヒーミルKH-10Nの評価
5.ドリッパーと一体型で使い勝手抜群「貝印 KAI コーヒーミル&ドリッパー」
刃の形状 | 臼式(セラミック製) |
挽けるコーヒーの量 | 40g |
粒度調整 | 可能 |
貝印 KAI コーヒーミル&ドリッパーは、臼式で、刃はセラミック製。
挽いた粉を受ける下の部分がそのままドリッパーとして使えるところが優れもの。
本体はコンパクトながらも安定した形状なので、豆の挽きやすさも抜群です。
挽いた粉を移し替える手間が省けて便利
貝印コーヒーミルの評価
電動編
6.コンパクトなのにハイパワー「ラッセルホブス コーヒーグラインダー」
刃の形状 | プロペラ式(セラミック製) |
挽けるコーヒーの量 | 60g |
粒度調整 | 可能 |
ラッセルホブス コーヒーミルはプロペラ式のコーヒーグラインダー。
コンパクトながらも、ハイパワーモーターを搭載しているため、60gでも10秒前後とハイスピードで豆を挽くことが出来ます。
豆を入れて挽く部分のパーツとブレードが独自の形状で、他の一般的なプロペラ式のコーヒーミルに比べてかなり挽きムラが少ないのが特徴です。
おしゃれなデザインもポイント!
ラッセルホブスの評価
7.コードレスでコンパクト「カリタ 電池式コーヒーグラインダー スローG15」
刃の形状 | 臼式(セラミック製) |
挽けるコーヒーの量 | 60g |
粒度調整 | 中挽き |
カリタ 電池式コーヒーグラインダー スローG15は、単3電池4本で動く、コードレスタイプの電動グラインダー。
このグラインダーの最大の特徴は、電動グラインダーなのに「手挽きのようにゆっくりと挽ける」ということ。
時間がかかって意味ないのでは?と思かもしれませんが…
豆をゆっくり挽くことで、豆を挽く際に発生する摩擦熱が極限まで抑えられるため、豆の酸化が抑えられよりまろやかな味になります。
刃は臼式のセラミック製で、水洗いも可能です
スローG15の評価
8.39段階調節で機能性◯「HARIO V60電動コーヒーグラインダーコンパクト」
刃の形状 | 臼式(ステンレス製) |
挽けるコーヒーの量 | 100g |
粒度調整 | 39段階の調整可 |
V60電動コーヒーグラインダーコンパクトは、粒度設定が39段階まで細かく設定できるという優れもの。
また、微粉が少なく、挽いた豆の粒度の均一性も抜群で、クオリティーは申し分ありません。
豆によって挽き目を変えたり、色々と調整してその違いを楽しみたいという方にはおすすめのアイテム。
刃の素材はステンレスで、臼式です
スローG15の評価
9.スタイリッシュでお手入れ簡単「ウィルファ Svart Nymalt」
刃の形状 | 臼式(コニカル) |
挽けるコーヒーの量 | 250g |
粒度調整 | 17段階の調整可 |
Svart Nymaltは、ノルウェーのキッチン家電ブランド「wilfa」が手がけるグラインダー。
スタイリッシュな見た目とその性能の高さで人気を集めています。
17段階の粒度設定で、抽出方法に合わせてしっかりと挽き目を調整することが可能。
メインの部分は取り外して洗うことができるため、お手入れの手軽さも嬉しいポイントです。
多くのコーヒーのプロが自宅で使っているグラインダー です
Svart Nymaltの評価
10.カリタ ナイスカットG
刃の形状 | カッター式 |
挽けるコーヒーの量 | 50g |
粒度調整 | 15段階の調整可 |
カリタ ナイスカットGは、家庭用のなかで最高クラスと言われているコーヒーグラインダー 。
刃はカッター式で、豆にかかる摩擦熱を最小限に抑えています。
また、こちらは刃が鋼で出来ているため切れ味が桁違いで、業務用のグラインダーと同じくらいのクオリティーを誇っています。
全部で15段階の調整が可能なので、トコトンこだわりたい方におすすめのアイテムです。
予算に余裕があれば是非!
ナイスカットGの評価
当サイトおすすめのコーヒーグラインダー
上記で10個のコーヒーグラインダーを紹介してきました。
上記の中でどれかを選べと言われば、手動式ならポーレックスコーヒーミル2、電動式ならWilfa Svart Nymaltです。
手動か電動にするかは、ドリップスタイルや住環境に合わせて選びましょう!
まとめ:初心者向けコーヒーグラインダーを使って、ドリップを楽しもう!
この記事では、「【初心者向け】コーヒーグラインダーおすすめ10選【選ぶポイントも解説】」について書きました。
コーヒーグラインダーは、たくさんのメーカーから幅広いタイプのものが発売されていて、どれが良いか迷いますよね。
自分にあったコーヒーグラインダーを選ぶポイントは、以下の4つ。
- 電動or手動
- 刃の形状(プロペラ式、臼式、カット式など)
- 容量、サイズ
- 粒度調整の範囲
上記4つのポイントをもとに選出した、初心者におすすめのコーヒーグラインダーはこちらの10点。
上記の中でどれかを選べと言われば、手動式ならポーレックスコーヒーミル2、電動式ならWilfa Svart Nymaltです。
予算に余裕があってトコトンこだわるならカリタ ナイスカットGがおすすめ。
スタイルや環境に合わせて選びましょう
今回は以上です。
どうも、コーヒー大好きザキ(@coffee_life_tr)でした!